電子処方箋が対応可能となりました！

2023年4月18日 2023年4月18日 nobuhiro nagao

nobuhiro nagao

この度、電子処方箋に対応できるようになりました。

まだ、病院やクリニックの導入が進んでいないため電子処方箋を選択する機会はないかもしれませんが、今後少しずつ広がると予想されます。

電子処方箋を利用されたい場合は、電子処方箋対応薬局でのみお薬をもらうことができます。

もし、かかりつけの薬局が電子処方箋対応不可であれば、電子処方箋を利用することはできません。

今後、病院やクリニックなどで電子処方箋にするかどうか聞かれる場面が出てくるかと思いますが、当薬局は対応できますので、安心して選んでいただければと思います。

引き続き、皆さまが快適に利用できる薬局を築き上げてまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

↓↓以下、電子処方箋について紹介します

電子処方箋とは、これまで紙で発行していた処方箋を電子化したものです。

電子処方箋を導入している病院やクリニックで処方箋を発行してもらう際に「電子処方箋」か「紙処方箋」を選択するようになります。

電子処方箋を選ぶと「引換番号」が記載された紙を渡されます。（処方せんとは違う紙です）

この紙を薬局に提出すると薬局で調剤してもらうことができ、お薬を受け取ることができます。

電子処方箋と聞くと、「ペーパーレス化」の一環と捉える方もいると思います。

私自身もその解釈で『結局紙が出るならこれまでの紙処方箋と変わらないのでは』と感じていました。

しかし、電子処方箋の本来の目的は「ペーパーレス化」ではなく、「質の高い医療を受けるため」です。

電子処方箋を活用すると、受診内容や処方内容が医療機関や薬局で共有・閲覧することができ、薬の重複や併用禁忌などこれまで以上に確実に確認することが可能となります。

電子処方箋が始まるといって、紙処方箋がなくなるわけではありません。

当薬局も従来通り、紙処方箋は応需しておりますので引き続きご利用いただけます。

冒頭でもお話しした通り、まだ導入する医療機関や薬局は少ないです。

広島県は電子処方箋のモデル事業として全国でも早く導入していますが、安佐北区の一部で使われている状況です。

ただ、今後広がっていくと予想されますので、「そういえばあすなろ薬局が何か言っていたな」と頭の片隅にでも入れておいてください。

また、電子処方箋で質の高い医療を受けるためには、マイナ保険証が必要です。

まだ登録がお済でない方はマイナンバーカードを保険証として使えるよう登録しましょう。

電子処方箋はまだ始まったばかりのシステムなので、新しい情報があれば更新しますのでご確認のほどよろしくお願いいたします。

nobuhiro nagao: 2015年～　県立広島病院で勤務、主に外来のがん治療を行う患者さまの抗がん剤注射剤の調製、お薬の服薬指導、私生活のサポートを行う。
2019年～　県立安芸津病院へ転勤　栄養サポートチーム（NST）に所属し栄養管理や整形外科での人工関節手術後のサポートを行う。
2021年～　あすなろ薬局で勤務
2023年～　臨床栄養医学指導士を取得し、薬に加えて栄養指導も行っている。