インフルエンザB型が増えてきました

おはようございます。
あすなろ薬局の長尾です!

今年は全国的にインフルエンザウイルスが流行しており、コロナウイルス蔓延以降、もっとも多いです。

そんな中、2月に入り呉市でもインフルエンザウイルスB型にかかる患者さんが見られるようになりました。

日頃からマスクや手洗いうがい、消毒等行っている方は多いと思いますが、春が来るまで再度マスクは徹底していきましょう!

インフルエンザウイルスA型とB型の違いは?

インフルエンザウイルスA型とB型の違いは、A型はトリなどヒト以外の動物にも感染するのに対して、B型はヒトのみに感染します。症状には違いはないといわれています。流行時期がA型よりB型が遅く、B型は冬の終わりから春にかけて流行することが多いです。

どちらも潜伏期間は1~3日間ほどで、発熱(通常38℃以上の高熱)や頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などの症状が現れて、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続きます。
約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザです。

治療薬は?

A型もB型も治療薬は同じです。
インフルエンザウイルスの治療薬として5日間服用するタミフル®が有名ですが、他にも1回で飲み切りのゾルフーザ®や吸入薬のイナビル®などもあります。

発熱や体調に違和感が生じた場合は、早めに医療機関へ受診しましょう。
また、医療機関によって発熱患者への対応の仕方が異なりますので、事前に問い合わせをしたうえで受診するようお願いいたします。

2月も1日を楽しく過ごせるよう、一緒に健康維持していきましょう!
よろしくお願いいたします!

投稿者プロフィール

nobuhiro nagao
nobuhiro nagao
2015年~ 県立広島病院で勤務、主に外来のがん治療を行う患者さまの抗がん剤注射剤の調製、お薬の服薬指導、私生活のサポートを行う。
2019年~ 県立安芸津病院へ転勤 栄養サポートチーム(NST)に所属し栄養管理や整形外科での人工関節手術後のサポートを行う。
2021年~ あすなろ薬局で勤務
2023年~ 臨床栄養医学指導士を取得し、薬に加えて栄養指導も行っている。

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